テクハラとは、テクノロジーハラスメントの略です。パソコンなどのITスキルが高い人が、ITスキルが低い人に対してそうでない人に対して行う嫌がらせのことを指します。
この記事では、具体的にどのような言動がテクハラに該当するか、会話形式で紹介しています。
はじめに
テクハラなんて言葉もあるんだね・・・初めて知ったよ・・・
ハラスメントは、相手に不快感を与える嫌がらせやいじめ全般を指す言葉だからね・・・
確かにテクノロジー、特にPCの習熟度は人によって違うし、
「習熟していない方が悪!」みたいな雰囲気があるから、ハラスメントと気づかずやっちゃう人は多いかもしれないね。
どんなシチュエーションで発生しそうかな?
よし、さっそくいくつかシチュエーションを考えてみよう
具体的なシチュエーション
パソコン操作が上手い若者から、下手な中高年へのからかい
想定されるセリフ
- 「あれ、〇〇さんまだ入力終わってないんですか?操作遅くないですか?」
- 「前もショートカットキーはCtrl+Vって言ったじゃないっすか。もう忘れたんすか?」
- 「何度も同じこと聞かないでくださいよ・・・はぁ」
テクハラは主に、若者から中高年に対して行われることが多いそうだ。
パソコンができると頼られることも多いから、そういうところで疲れが出て、感情的になることはあり得そうだな。
上司から部下への指導の一環で
想定されるセリフ
- 「こんなスキルじゃこの先やっていけないぞ・・・今日残ってスキル習得のため自習しなさい」
- 「ほら、このエクセルの関数狂ってるから直しといて(こいつ関数苦手だし、鍛えてやろう)」
- 「え?こんな簡単なプログラムも理解できないの?今まで何やってたの?」
苦手な仕事をあえて割り振るというのも、テクハラに該当する場合があるそうだ。
これについては、依頼するときにちゃんと意図を説明しておくかどうかなどもあるかもしれないな。
どれも昭和的な価値観なら今でも言っている人いそう・・・
技術に詳しい人が暴君に・・・
- 「(技術的なことを教えてほしいと頼んだとき)知らない。それくらい自分で調べれば?」
- 「これってどういう意味かわかる?はぁ、そうか分からないか(苦笑)」
- 「今時AIも使ったことないんですか?あーあ、レベルが低い職場だな」
最後の発言はちょっと一線超えてるのでは・・・
けど、最新技術を知っていることでマウントをとってくる人っているよね。
物知りなのはすごいけど、ちょっとむかっとする・・・
残念ながら、エンジニアには結構多いタイプだな。
特にエンジニア同士だと、信じられないような発言をする人もいるぞ(実体験)。
二番目の発言のように、相手に技術的な質問をして答えられないと煽ってくるのは、
『クイズおじさん』と呼ばれて嫌われてしまうから、気をつけてね!
まとめ
疲れているときにふと出てしまう一言が、相手を傷つけるかも・・・
そんな心がけでテクハラが防げるといいね!
ハラスメント全般に言えるけど、重要なのは相手との関係性!
職場では、謙虚・尊敬・信頼を大切にして仕事をするようにしよう!
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